看護師「ナニ?!今忙しいんだけど?」
オレ「ひぃー。ごめんなさいい。」
看護師になって1年目。まだまだ分からないことだらけ。疑問は山のようにでてきますよね。しかし、まわりの先輩看護師たちは大忙し。
聞かなきゃいけないことがあるんだけど、上司が忙し過ぎて、話しかけられない…。
目次
忙しい上司はイライラ・ピリピリ
職場の忙しさに比例して、職場の雰囲気も悪くなります。忙しい→余裕がない→ストレス→イライラ。看護師の世界だけでなく、どの仕事でもあることですよね。
オレが何かしましたか、と不安になるぐらい、コワい顔をした先輩の看護師。
上司がイライラした態度だと、次に話しかけるとき、躊躇しちゃいますよね…。私は声を震わせながら「あのー・・・。」って、忙しい上司にはおびえながら声を掛けます。
だって何もしていないのに怒られるんだもの。
悪口が止まらない上司
イライラしている上司は、ちょっとでも気にくわないことがあると、わたしたち新人にグチグチと言ってきます。
- 「〇〇さん、何考えてるのかな?」
- 「あの人、アタマおかしいよね。」
- 「あそこの部署の人、仕事遅い。」
- 「私らに仕事振るなっつうの。」
上司がいう悪口には、否定も肯定もしてはいけません。悪口に共感してしまうと、敵を作りかねませんので、新人はぜひとも避けたいところ。
「へぇーそうなんですね。」と軽く返事するぐらいにしましょうね。
忙しすぎて、行方不明な上司
忙しすぎな上司。さっきすれ違ったと思い、まわりを探してみるが、すでにいない。
忙しい上司(生息地 不明)
ポケモンでいう、エンティ・スイクン・ライコウ的な存在。近くにいる!とおもったら、10秒後にはどこかへ。レアポケモンみたいに、会うことさえ難しい上司、いますよね?
忙しい上司からの被害
忙しい上司といっしょに仕事をしていると、かなりの確率でトラブルが発生するんです。マジで勘弁してほしい…。
新人にとって、イライラした上司とのトラブルは不可避。なぜなら、分からないときは忙しい上司に質問しなければいけないからです。
私が悪い雰囲気になる
利用者(患者)さんの体温や血圧を書くための紙がありました。忙しい上司はイライラしてます。
そんな上司に「あのー、ここはどう書けばいいですか?」なんて質問すると、「前回の紙を見て!」とイライラした様子で言われます。
あたかも私が前回の紙を見ず、てきとーに質問してきたような雰囲気に。こうなると2回目の質問をする空気ではありません。
こうして書き方を分からないまま、ナースの長田は放置されるのでした…。
お願いしても断られる
新人看護師はできないことだらけ、ですよね。できるとしたら体温・脈・血圧・Spo2を測ることぐらい。
ナースコールが鳴っているので、利用者(患者)さんの元へ。私が駆けつけると、トイレがしたいと90歳の女性の方がベッドの上で訴えていました。
しかし、どのように私がお手伝いをすればいいのかわかりません。先輩の看護師さんに聞きに行くことに。先輩の看護師さんはとても忙しそう。
「こういうときどうすればいいですか?一緒にお願いします。」と伝えます。すると先輩看護師から「ふつうにベッドから車イスに移ればいいよ。それぐらいできるよね?」と言われました…。
普通ってなんだよ。しかも、手伝ってはくれないんだね…。
イライラ上司の対処法
忙しい上司をいかにイライラさせないか、がポイント。忙しいからって、わたしたち新人に八つ当たりされるのは避けたいところ。
私が1年目の新人看護師のときにしていた、イライラ上司の対処方法は4つ。
1.忙しくない昼休みに話しかける
忙しい上司でも、お昼休みはありますよね。お昼休みはリラックスできる時間です。
ビジネスの話を食事をしながらしているシーン、映画でよく見かけませんか?食事をしながら大事な話をすることは、とても理にかなっているんです。
食事をすることでリラックス効果が得られ、ビジネスの話を上手くまとめられます。つまり、お昼休みが話しかける、絶好のタイミングなんです!
2.付箋で伝える
イライラしている上司と、どうしても直接話したくない時は付箋の出番だ!ただし、大したことのない内容に限る。
- 今日中に伝えなければいけないこと
- 絶対に伝えなきゃいけない大切なこと
この2つは付箋ではなく、直接話したほうがいいですよ。「付箋?ナニソレ。」と上司に言われてしまうと、自分の責任になるから注意。
3.あらかじめ、伝えることをまとめておく
私が看護師1年目の時に犯したミスとして、伝えるべきことをまとめていなかった、という残念な失敗があります。
訪問先の利用者(患者)さんについて、先輩看護師に報告しようと、話しかけた時のことです。
スミマセン…。
鬼みたいな顔つきで、先輩看護師さんに睨まれちゃいました…。忙しい人に話しかけるとき。言うべきことをメモしといたほうがいいです。
挙動不審になったとしても、伝えたいことをメモをしてることで、相手への誠意は伝わりますよね。
最後に
わたしは2017年現在、ナースマン歴2年目になりました。残念な上司の方を見てきて、心に誓ったことがあります。
新しく会社に入ってきた新人に、気遣いができるような、素敵な看護師になろう、と。