看護学科に入学したはいいけど、国家試験があるから超不安。
1年生なんだけど、どうやって勉強すればいいのだろう…。
てか、
看護学科1年生って何を勉強すればいいの?
看護学科って国家試験もあるし、看護師になってからも知識不足だと不安になりそうで、「勉強しなきゃ!」ってなりますよね。
看護学校に入学した1年生は、勉強について悩んでいるはず。
そんな看護学生1年目のために、1年生がすべき勉強についてお伝えていきまーす!
目次
看護学科の勉強は3種類
「とにかく勉強しなきゃ!」と張り切る前に、勉強すべきことが3種類あることを覚えておいてほしいです。
- 講義内のテスト勉強
- 実習の勉強
- 国家試験の勉強
の3種類に看護学生の勉強すべきことは分けることができます。
1年生の時は『講義内のテスト勉強』だけしておけばOK
ただし、専門学校生とか3年制の学校だと、1年生の時からガッツリ実習が入ってくることも。その都度、『実習の勉強』をしてくださ~い!
1.講義内のテスト勉強
だいたいの講義では講義の最終日あたりに、試験があります。
しかも、一気にテストが10個ぐらい押し寄せてきますからね。1週間から2週間のあいだにいっきにくるんですよ…。
たくさんの試験がいっきにくるので、計画性の無い看護学生はオワります。
マジでオワります。計画的に勉強しようね!
それと、
- そもそもこの講義に試験があるのか
- 試験はどのぐらい勉強すれば合格するか
- 試験の過去問はあるのか
この3つを新たに講義が始まる前に、看護学科の先輩に聞いておきましょう。
試験がない講義はテキトーに寝ておけばいいし、試験がある講義は過去問を見てサボれるのかを判断するべし!
このように看護学科の先輩とのコネが必要なので、看護学科の先輩にはペコペコしておいたほうがいいですよー。
2.実習の勉強
看護学科といえば、鬼畜のようにツラい看護学実習がありますよね。
実習では一人の患者さんを受け持つことになります。
担当の患者さんの状態を把握したり、看護師として何ができるかを考えていかなければいけません。
「マジでダリー」って言いたくなるのが看護実習。
マジでどんまい…
- 受け持ち患者の疾患について
- 患者の疾患の予後について(関連図)
- 看護師として何をすればいいのか(看護過程)
勉強といえばこの3つですね。
1.患者さんの病気が糖尿病なら、糖尿病について調べて勉強。
2.患者さんはいまどういった状態にあるのか、今後どうなっていくことが予想されるのか。
3.看護師として何ができるのか。看護師として何を観察していかなければいけないのか。
って感じですよーん。
実習のない期間はとくに『実習の勉強』をする必要がありません。どんな病気の患者を受け持つのかもわからないですしね~。
3.国家試験の勉強
大学生だと4年生のさいごに待ち受けているのが…
看護師国家試験なんです。(もう2度と受験したくない…笑)
国家試験に合格しないと、「え?わたし今までなんのために看護学科で勉強してたの?」ってなりますからね。
ゼッタイ国家試験は受かろう!
4年制大学の場合だと、4年生の10月ごろからぼちぼちと勉強する看護学生がでてきます。
わたしが勉強しはじめたのが、4年生の11月からですね。
わたしは看護師と、保健師の国家試験も同時に合格しなければいけなかったので、普通の看護学生よりかは少しハードな方だったかな。
偏差値30のわたしでも11月から勉強すれば、余裕で看護師・保健師の国家試験に合格できますよーん。
講義中はノートにまとめるべきか
「大学や専校に入っても、ノートを用意してまとめたほうがいい?」って疑問におもう看護学生も多いと思う。
答えは『テストがあって、過去問通りに出題されそうにない講義で、授業中の話の中からもテスト問題が出題される講義のみ、ノートをとる』
つまり、講義中に話している内容がテスト問題として出題されるか、を基準にしてノートを書くかきめよーぜってことです。
たいていの講義では、講義のたびにプリントが配布されて、その中から出題されるパターンがほとんど。
なのでわたしは一度もノートなんかに書き込んでいません。
ねえ。メンドーじゃね?
1年目は解剖生理のみ勉強すべき
じぶんが大学1年目のときに、「1年生のときになにを勉強しておくべきだったかなあ~」と考えました。
倫理とか哲学とか、しょうじき国家試験とか看護師になってから、必要になることはほぼほぼゼロ。
1年生は解剖生理だけ勉強しておけばOK!
解剖生理って、心臓の構造はこうなっていて、こういう役割を果たす~、みたいなこと。
心臓の構造や役割を知らないままだと、どういう風に病気が悪さして、どうなるのかが全く理解できなくなります。
ほとんどの講義をサボってきた看護学生のわたしですら、「解剖生理はたいせつ」っておもってるレベルです。
国家試験にも、看護師になっても必要ないちばんの基礎知識なので、解剖生理はゼッタイに勉強しておこう!
1年目はイージーモード
看護学科の1年目はゲームでいったら、イージーモード。
時間もあるし、解剖生理以外はテキトーにやっておけばいいんですよ。
大学生活を満喫するなら、1年生がいちばん楽しめますよーん。
学年が上がると実習も出てきますし、4年生になると卒業研究と国家試験のダブルパンチがあり、あっという間にひよっこ看護師に。
1年生のうちはバイトや遊びを楽しみまくっておいた方がよさげですね(笑)
大学卒業して「1年生の時、もっとああしておけばよかった」とか後悔しても遅いですからね~。
看護師国家試験の勉強は4年生から
「1年目の勉強方法はわかったんだけど、国家試験ってどうやって勉強するのだろう…」と、気になっている看護学生さんもいるはず。
看護師国家試験は”大学4年生(短大は3年生)になってから勉強”すれば、簡単に合格できます。
国家試験は参考書選びがポイント
看護師国家試験の勉強をするときに一番大切なことって、なんだか分かりますか?
「参考書を選びをしっかりとして、その参考書を信じる」ということです。
オススメ参考書はQB・QBセレクト・レビューブックの3冊のみ!
この3冊さえしっかりと勉強していれば、必ず国家試験を合格することができます。
国家試験の勉強をするときになったら、「なんかQB・QBセレクト・レビューブックがおすすめって聞いたな」って思い出してくださいね♪
【国試】偏差値30の私でも看護師国家試験に合格、その勉強方法まとめ
講義の勉強と国家試験の勉強はまったく別もの
講義を真面目に受けていたからといって、国家試験の勉強はしなくてもいいわけではありません。
普段の講義では、国家試験に出ないようなマニアックな知識も、しっかりと勉強させられます。
しかも国家試験にでてくる問題たちには、傾向がありまくりますので、国家試験によくでてくる知識を身に着ければいいだけなのですよ。
- 講義をひたすらサボる
- テストは再試験でやっと合格する
- 理解ではなく暗記に頼る
- 課題やレポートは友達に書かせる
というように最低な看護学生のわたしでも、看護師国家試験に合格できました。
実習の勉強は実習中だけガンバる
看護学実習の勉強って、実習中にやるしかありません。
なぜなら担当患者さんと患者さんの疾患は、看護学実習の1日前に知らされるからです。
- 受け持ち患者の疾患について
- 患者の疾患の予後について(関連図)
- 看護師として何をすればいいのか(看護過程)
この3つについて勉強しなければいけないのですが、受け持ち患者さんが決まらないと勉強しようがありませんよね?
あらかじめできることは、「看護学実習に向けて参考書を揃えておく」ことです。
- 疾患の参考書→「病気がみえる」
- 関連図・看護過程の参考書→「疾患別看護過程」
この2冊を買っておくと、あなたは看護実習に対して準備万全といえるでしょう。
病気がみえると疾患別看護過程は、看護師となって病院で働き始めたときにも「この病気の観察すべき項目ってなんだったっけ…」というときに使うことがあります。
看護師・看護学生に必須の参考書なので、いますぐ揃えておきましょう
解剖生理だけして遊ぼう
看護学科の1年目は解剖生理だけ勉強しておけば、あとはホントに何もしなくてもいいです。
「なにか国家試験のために勉強しておいたほうがいいのかなあ」とか、焦る気持ちが出てくると思います。
ですが、
国家試験の勉強なんて、3か月あれば余裕で合格できます…!
「国家試験の勉強をしなきゃ!」とか「看護師になっても大丈夫なように勉強したほうがいいのかな」とか、張り切らなくてもいいのでご安心を。
とりあえず、看護学科1年目は”解剖生理だけ”勉強しておこうという話でした~