わたしが看護学生のとき。
最強の参考書たちを買ったことで、ツラい実習を余裕で乗り越えることができました!
いや、本当にステキな参考書たちに出会えてよかった…!
国家試験や看護実習が超ラクになってしまう、最強な参考書を知りたいですか?
安心してほしいんです。
すでに看護師として働くわたしが、看護学生の時に「うおおおおお!!もっと早く買っておけばよかったあああ!!」と叫ぶほどのオススメ参考書をまとめました。
- 課題が終わらなくて、実習中は徹夜だ…
- 国家試験に合格するか超不安…
- 何で勉強すればいいのか分からない…
目次
1.看護実習用の参考書
看護実習は、一人の患者さんを実際に受け持ちますよね?
受け持ち患者さんの全体像を把握し、その人にあった看護ケア(足浴や洗髪など)をしなければいけません。
”関連図”を書くことによって、患者の全体像を把握します。
関連図とは、患者さんの現在の状況・これから予想されるリスク・患者の問題点を示す図のこと。
その患者の全体像が書かれた関連図を、白紙のA3用紙に自分ひとりで書いていかなくてはいけません。
「は?そんなのいきなりムリだろ」って思いますよね?
そうです。
無理ゲーです。
どうやって書けばいいか分からない…
そんな関連図がサクサクかけてしまう参考書が必要なのですよ。
1.疾患別看護過程
疾患別看護過程は名前のとおり、糖尿病や脳梗塞などの病気ごとに関連図や患者の観察すべきことがコンプリートされています。
看護学生のなかでは聖書的な存在ですね。
いや、ほんとに!
この参考書があるのと無いのとでは、実習中の睡眠時間が圧倒的に変わってきます。
実習中もしっかりと寝たくないですか?
私はこの参考書のおかげで、実習期間中にもぐっすり寝ることができました!というか、「疾患別看護過程」を使っていない看護学生さんは、実習に合格するか心配なイメージがめっちゃあります。
脅したいわけじゃありません!
ほんっっとオススメしたい参考書ナンバーワンです!
「疾患別看護過程」を買えば、関連図の原型を簡単に作ることができます。症状別看護過程
疾患別看護過程の『症状別バージョン』
こちらの参考書にも関連図が乗っているので、関連図をサクサク書くのに必要な参考書ですね。
”めまい”や”呼吸苦”などの症状を切り口とした参考書で、観察項目を補うのにめっちゃ助かりました。上で紹介した「疾患別看護過程」で作った関連図を、さらにグレードアップするのにこの「症状別看護過程」が役立ちます。
買っておいても絶対に損はしません。
老年看護過程
上のふたつと同じシリーズ。
老年看護過程は高齢の患者用の参考書です。
てか、ほとんどの患者さんって高齢者(65歳以上)ですよね?
しかも『老年看護実習』という実習もあるため、使う機会はけっこうある参考書といってもいいでしょう。
この3冊すべてを持っていれば、関連図はサクサクかけてしまいます。
まさに鬼に金棒。
わたしは3冊とも持っていたので、看護実習がすこぶるラクでした。
母性看護・小児看護の看護過程
「母性・小児看護の実習がとても心配…」という方は、こちらもどうぞ。
母性と小児って、覚えることが多くないですか?
ましてや看護過程を…となると、もっと難しくなります。
これらの参考書で勉強すれば、観察項目がすぐにわかりますよ!母性看護過程
妊娠期・分娩期・産褥期・新生児期ごとに、「正常経過とアセスメント」「異常とケア」の2部構成。正常経過にみられるマイナートラブルについて、ウエルネスの視点からみた看護診断リストも掲載。各疾患の情報を全面的にup to dateし、妊娠・出産に特有の病態生理から臨床までをイラストや図表をふんだんに使って解説。疾患・異常別の看護過程は、正常からの逸脱という視点から展開。内容充実の1冊。
引用:アマゾン説明欄より
小児看護過程
発達段階別(乳児期、幼児期、学童期、思春期)に各期の特徴とケアのポイントを冒頭にまとめ、各期に特徴的な疾患をもった患児に対する看護過程の展開を、発達・成長の側面を意識しながら記載。全面的に見直し、看護診断ラベルを更新。実際に実習施設で学生が遭遇する機会の多い疾患を取り上げ、小児に特徴的な症状についても、症状別の看護過程を記載。さらに特殊治療における看護過程も掲載。
引用:アマゾン説明欄より
国家試験用の参考書
これさえやっておけば国家試験に合格できる、オススメの参考書を紹介しますね!
逆に言うと、
今から紹介する参考書以外は買わない方がいいレベル。
国家試験の勉強は、大学4年(短大だと3年生)の夏休み以降からでOKですよ~。
「合格する気がないわ」というビビりな看護学生は、早めに買って勉強するのもアリですが…。
わたしも含めて、看護師国家試験に余裕で合格した看護学生が使っていた参考書はこの4冊だけ。
クエスチョン・バンク
通称QB(キュービー)と看護学生のあいだで呼ばれています。
内容は看護師国家試験の過去問+解説。
問題のあとにしっかりと問題についての解説がしっかり載っています。ただ問題を解くだけではなく、解説も一緒に覚えていくことでとても勉強になる参考書。
クエスチョンバンクは国家試験に合格するのに必須です。
クエスチョンバンクを使わない看護学生をわたしは知りませんね。
もしクエスチョンバンクを使っていなかったなら、「あ、こいつ国家試験にオチたなw」って心の中で思うほどですよ~。
ちなみにわたしは、この1冊だけで看護師の国家試験に合格しました。
クエスチョンバンク・セレクト必修
クエスチョンバンクの必修バージョン。通称QBセレクト、QB必修と看護学生から呼ばれています。
内容は過去問+解説。
必修というのは、比較的かんたんな問題ですが、正答率が80%以上ないと不合格になってしまうんですよ!
油断すると不合格になってしまうからコワ過ぎる…
国としては「こんな知識も知らない看護学生はゼッタイに看護師にしないわ!」というスタンスみたい。
わたしが受験した年は必修問題が50問。
つまり50問の中で11問以上を間違ってしまうとアウト。必修以外の問題が満点でもアウトですよ。
必修はかんたんな問題ばかりだけど、ビクビクしちゃいますね…。
この「QBセレクトを暗記」すれば、必修問題が余裕でクリアすることができます。
レビューブック
看護学生のあいだでは、「レビュー」と呼ばれています。
看護師国家試験に必要な知識が、すべて載っているといっても過言ではないですね。
「この参考書を丸暗記したら満点いけんじゃね?」ってぐらい膨大な知識量になります。
丸暗記はけっこうキツい、というか無謀すぎる。
丸暗記するエリートもいますが、合格できればいいというスタンスの看護学生は、辞書的な使い方をしましょう。
わたしは苦手な「母性看護」の分野の部分だけ、レビューブックにて勉強しました。
看護師になってから用の参考書
「看護師になってから必要なら、いまは買わなくていいわ」と考えている看護学生もいるはず。
甘い…!
甘すぎる!!
わたしは看護師になってから買いましたが、看護学生のときに買っておけばよかった…と後悔しています。
どうせ買うなら、看護学生の時から持っておきたいものですね。
「病気がみえる」は看護師に最強オススメな参考書なので揃えるべし!
病気がみえる
通称”びょうみえ”
疾患についてイラスト付きで、これでもかってほど超わかりやすく解説されているんです。
各病棟に1冊は「病気がみえる」が置いてあるぐらい有名ですよ~。
普通の本と電子書籍版があります。
さすがに全種類を持ち歩くのは、めっちゃ重いので無理。
職場でも自宅でも、スマホやタブレットがあればいつでも勉強することができるので、電子書籍バージョンを購入することをオススメします。
これでもかってほど丁寧に病気について解説してくれています。
「病気がみえる」さえあれば、疾患に対しての知識はしっかりつきますよ!
- あれ、糖尿病ってどんな病気だったかな?
- 実習の受け持ち患者の病気、調べなきゃ!
- とりあえず勉強したいけど、何から手を付けていいのか….
というときは、「病気がみえる」を読めば即解決。
「疾患に対しての知識がなくて…」という不安から解放されます。
フルカラーで見やすいですし、活字が大嫌いなわたしでも苦痛なく勉強することができました!カラーのイラストや表でわかりやすくまとめられています。
活字恐怖症のみんなも安心だね!
参考書を開いた時、活字の威圧感がないので気分的に開きやすいです(笑)
やっぱりモチベーションが上がらないと、勉強できませんからね。
見やすさは超大事!
働き始めてからも勉強が必要な看護師にとって、「病気が見える」マジで必須のバイブル。
勉強効率を上げる参考書たち
- 辛い看護学実習
- 合格できるか心配な国家試験
- 看護師になってからの勉強
教科書を使って勉強しよう、という方はまず効率が悪すぎます。
参考書を買う目的は、効率的に勉強をするためですよね?
しっかりと参考書に投資して、ツラい実習や国家試験をラクに乗り切りましょう。
参考書って超便利です。
いずれ必ず必要となる「病気が見える」を買ってみてはいかがでしょうか?