- あー、マジで担当の看護師さんコワすぎ。
- 実習中って寝る時間すらないわ…。
- 実習って鬼畜過ぎない?
看護学生の皆さん、実習中こんな体験ありませんか?
学生時代、こんなことがありました。
実習時間は16:00まで。鬼先生とのカンファレンスに間に合うためには、病棟を15:45には出ないと間に合わない。
さあ、今日の担当看護師さんに報告して…
…
いた!
担当看護師さん発見!遠くに見える看護師さん目がけて廊下を走る。
「すみません!今日の報告を…」と駆け寄る私。
「なに?忙しいんだから早く言って!」
「…(ヤベぇ、超こええ)」
オレが看護師になったら、ぜったい看護学生にやさしくするうううう!!!!!って誓いましたね。
目次
ありえねえ…実習がツラ過ぎて笑っちゃう。
いや、ほんとね。
実習がツラ過ぎて笑っちゃう。
看護師さんの対応がコワ過ぎると、ツラい実習が更にツラくなりますよねえ~。
超コワい看護師
看護師がコワすぎて、なるべくなら話しかけたくない…。
「す、すみません」と話しかけると、ギロッと睨んでくる看護師さん。
話しかけにく過ぎて笑うしかない。(笑)
たしかに病院の看護師さんって、超忙しい。忙しくて仕事が終わらない中で、看護学生に話しかけられると、イラっと来る気持ちはわかるけど…
忙しい看護師さんたちも学生だった時、同じような状況じゃなかったのかなあ。
病院の看護師さんがコワ過ぎて、話しかけるのは最小限にしなきゃ!ってなっちゃうよねえ~。
病院で肩身が狭い看護学生
看護学生って病院のカースト制度では、最下層級ですからね。むしろ、業務を邪魔する厄介者扱いですよ。
なので圧迫骨折しそうなレベルで肩身が狭い。
忙しいナースステーションは、看護学生がいるだけで物理的に邪魔です。
キョロキョロしていると「なにキョロキョロしているの?」と怒られますからね。
看護学生は常に自分の立ち位置に気を配らないといけません。
医療スタッフに声を掛けづらい
上でお伝えした超コワい看護師さんにはもちろん、医療スタッフに声を掛けるって、ハードル高め。
受け持ち患者さんの担当医なんて、いつも忙しく、見かけることもかなりレア。
「すこし質問いいですか」なんて人見知りのわたしにはできませんでしたね。どんな反応されるのかもわかりませんし、緊張する…!
けれど、看護師って人の話を聞くことも大事な仕事じゃないの?
何より話しかけんなオーラ出てる人が多すぎる。おかしい。
顔つきや態度から「わたし忙しいから絶対に話しかけないでね」というメッセージが前面にでている、忙しそうな看護師さんがいます。
そういう看護師さんに限って、話しかけなければいけない、担当患者を受け持つ看護師さんだったりするんですよ。
看護学生に優しくしたい…!
「うぅ…看護の実習ってハード過ぎる…」と思っている看護学生が99パーセント以上いるはず。
いや、100パーセントみんなツラいと思ってる!!!
じっさいに看護師として働いた方が、看護の実習よりも10倍ラクですよ?
そのぐらい実習ってハード。
そんなツラい実習中に決めたことがあります。
オレが看護師になったら、ゼッタイ看護学生には優しくしよう!!!!
いやゼッタイ優しくする!!!!
看護学生に優しくするのは義務だ!!!!
理想的な優しい看護師像
「あの看護師さん、超優しくなかった?」
「あの看護師さん神。ホレるわー」
とか、カワイイ看護学生たちに言われたいわけですよ。(笑)
鬼のようにツラくて、理不尽な対応ばかりされる看護実習を乗り越えてきたわたし。
全力で看護学生の味方になりたい!
てなわけで、実習先にいてほしい優しい看護師像をまとめました。
笑顔で対応
これ大事。
病院の看護師さんにいいたい。
「表情筋が死んでるから、コワ過ぎるよ」
看護師さんも忙しかったり、ツラいと思ったりするので、「あーマジでしんどいわー」とか思うのは当然。
ですが、表情が死に過ぎて話しかけにくいんですよ。
話しかけられやすい看護師
わたしは看護学生に対しては、『能天気でヘラヘラした看護師』というイメージを持ってもらうようにしてます。
「え?それバカな看護師にみられるだけじゃね?」と思われるかもしれません。
バカな看護師として見られればOK
バカな看護師だったら話しかけやすいですよね。「こいつなら適当に話しかけてもいいだろ」という存在って貴重な気がするんです。
いちいち何か1つ聞くだけなのに、神経をすり減らして質問するなんてバカバカしいじゃないですか。
看護師というより、看護学生の先輩というスタンスで看護学生に接したい。
椅子を用意する
これいちばん大事かも!
看護学生ってずーっと立ちっぱなしにさせられるんです。まだ業務に追われて歩き回っているならいいんですが。
看護学生は同じ場所にずーっと立ちっぱなしになっているので、精神的にも肉体的にもツラい。
わたしは病院の実習で立ちすぎて、腰を痛めちゃいましたからね。
わたしの職場に看護実習性がきたら、すかさず椅子を用意。「ここの椅子に座ってて~」いいます。
看護学生がみずから「座ってもいいですか?」なんて死んでも言えないので。(笑)
看護学生にとって座位は至福の時。
一緒に調べる
看護師さんってすぐに「じぶんで調べてきて」って丸投げしちゃうよねえ~。
病院の看護師さんは忙しいから、仕方ないんだけど。
わたしは訪問看護師といって、民間の施設の看護師をしてます。けっこう仕事中に時間が空いているので、ヘラヘラしてます。
看護学生が「この病気って〇〇なんですか?」という質問をしてきたら、一緒に調べよーぜって調べます。
これ調べてきて、と後回しにするとゼッタイ調べてこないし。(わたしは1度も調べてきませんでしたから)
一緒に調べることで、自分自身も勉強になることがあるんですよ。
しかもカワイイ看護学生と仲良くなれるなんて、ホント最高。
有意義な看護実習にしたい
ただ単に看護学生に優しくしたいわけではありません。
看護師に気を使ったり、理不尽な対応をされてショックを受けたり…そんなどうでもいいことで体力を消耗してほしくないんですよ。
患者さんとのかかわりや、看護師としての勉強のために、体力を使ってほしい。