4月に入社して7月あたりだったかな~
一人で訪問に行ってたんだね!
新卒で訪問看護をするってなった当初は、かなり不安でした。
なんとかなるもんです(笑)
この記事では、わたしが一人で訪問できるようになるまでの話をお伝えしていきます。
目次
最初は先輩ナースと同行訪問
ってはならないから大丈夫だよ!
最初は先輩ナースの後ろについていくことから始められる。
いきなり自分がやるのは、
けっこうハードル高そう…
自分のできることを増やしていくイメージ。
最初は「同行訪問」といって、先輩ナースと一緒に2人で訪問します。
まずは見てるだけ。
その次はバイタルサイン測定。
と、徐々にできることを増やしていくスタイルですね。
はじめての訪問先
どんなケアをしていたの??
- バイタルサイン測定
- 陰部洗浄
- オムツ交換
- ベッドから車イスへの移乗
という流れで1時間だったね。
っていっても、新人ナースだったオレにとって、
バイタルサイン測定だけでも、
めっちゃ手こずったなあ~。
簡単にできるけど、
新人の頃って難しく感じたよねえ。
一人で訪問に行くことができれば、すぐに看護技術は慣れてしまいます。
移乗一つをとっても、利用者さんや福祉用具によってやり方は千差万別。
利用者ごとに、工夫する必要がありました。
訪問したときのケアの手順をメモしていく
ケアの流れを覚えないと行けないんだよねえ。
だから先輩ナースの行動を見て、ひたすらメモしてたなあ~
メモ、メモ、メモ!!!だね。
ステーションの管理者さんがケアの手順を覚えられるように、「ケアの手順書」をつくってくれました。
そこに
- 訪問先の利用者名
- 訪問の時に必要な物品
- ケアの大まかな項目(オムツ交換、足浴)
- 具体的なケアの手順(はじめに横になってもらって…)
- ケアの根拠
- 注意点
を書き込んでいくスタイル。
それを訪問前に見返して、何度も復習していました。
実際に私が訪問看護のケアをやってみる
バイタルサイン測定だけから始まったんだよ。
新人の頃って血圧を測るだけでも、
緊張するもんだよね。
何をするにも緊張してしまう…
特に先輩ナースが見ているときは、
いつもできることができなかったり、ね。
増やしていったんだよ。
まずはコツコツと
自分ひとりで最後まで
こうして先輩ナースに後ろから見守られながら、私がメインで利用者さんとかかわります。
訪問するたびに少しずつ、私が出来ることを増やす。そうすることで無理なく私だけで、全てのケアが出来ちゃうんです。マジで。
細かいところは先輩ナースに「オムツこう当てたほうがいいですかね?」と質問してました。
全て私ができるようになると次のステージへ。
私が1人で訪問をするという設定。先輩ナースも一緒にいきますが、ほとんど口出ししないという逆同行をします。それもそれでコワいけど。
逆同行 独り立ちするナースの後ろに、ベテランナースが付いていき、1人でケアが出来るかチェックする。
ついに1人で訪問看護に挑戦
先輩ナースと二人で同行訪問したかな~
訪問先のお宅も慣れてくるね!
「一人でいけるかも」と自信がつくまで、
先輩ナースが助けてくれていたから、
けっこう気が楽だったなあ。
何度も訪問に行くと「さすがにメモ見なくても、体が覚えているわ。」となります。ついに1人で訪問しろ、というゴーサインが。
先輩ナースが電話の前で待機
めっちゃ不安じゃなかったの??
先輩ナースに相談して、何か困ったら、
先輩ナースに連絡できる体制にしてもらったんだよ!
結局、電話することはありませんでした。
しかし、先輩ナースの「とにかく困ったら連絡してね!という声かけが、心の支えになりました。
長田、先輩ナース全員に見送られる
「はじめてのお遣い」みたいに、
先輩ナース全員に見送ってもらったんだよ(笑)
手厚いステーションだね(笑)
はじめての試みっだったから、
みんなそーっと見守ってくれてたんだよ!
はじめての1人で訪問。
訪問先はステーションから10分程度のところでした。
先輩ナース全員に見送られてたときは、なんだか照れクサかったですね…(笑)
緊張しながら単独訪問
本当に一人できちゃった。
と思いながらも訪問したよ!
ちゃんとケアはできたの??
陰部洗浄みたいな看護技術は、
何度も練習してたから自信が持てたね。
玄関のチャイムを鳴らすまではめっちゃ緊張していました。
しかし、いざお家に入ってしまうと、慣れた手つきで陰部洗浄や、ベッドから車イスへの移乗ができました。
なんとかなるもんですよ!
初めて1人で訪問看護をしてみて
最初に思ったのが、
「思ったよりも一人で訪問ってハードル低いのでは?」ってこと。
なんでハードル低いと感じたの??
先輩ナースの目線がないから緊張しなくなる。
だから、自然な態度で利用者さんとかかわれるんだよ!
まさに在宅看護の魅力だね!
1人で訪問の方がラク
自分なりのやり方でできるから、
自分のリズムで会話できるよ~
二人で訪問するときよりも、
気持ちに余裕が持てそうだね!
どうでもいいような日常会話も気軽にできるし、
その会話の中から利用者さんの過去を知ることができるし!
一人で訪問に行ってから、
利用者さんとの距離が縮まった気がする。
ながーいお付き合いになるから、
信頼関係がかなり大事だよね!
一人で訪問に行くと、分からないことがあったときは、とてもピンチです。
しかし、それ以外のときは肩の力が抜けて、自然な態度を取ることができました。
同行訪問と単独訪問とでは、まったく雰囲気が違いますよ!
訪問中に何かあったら電話できる
わからないことがあったらどうするの??
それってかなりコワくない??
たしかに新人の頃はわからないことが多い。
そういう時は、先輩ナースやステーションの管理者に電話してるよ~!
先輩ナースに頼ればいいのか!
それなら安心できるね。
利用者さんに「次回の訪問までに調べてきます」と正直に伝えるのもアリ!
最初の訪問の時は電話の前に、先輩ナースが待っていてくれました。
「やべーピンチ」となったら、とにかくステーションに連絡!
訪問看護は全部ひとりでしなければいけない、と思われがちですが、新人のときは特に先輩ナースに頼ってもOKだと思います。
分からなかったら、即連絡!
それでよかったので、安心して訪問できました。
先輩ナースに見られているのが一番緊張する
めっちゃ緊張するよね…
しかも、1時間ずーっと、
先輩ナースに監視されてるからね…汗
新卒訪問看護のナースの宿命だね…笑
どんまい。
利用者さんに気軽に会話できないんだよ…
そして先輩ナースに「なんかしゃべりなさいよ」的なアドバイス…
二人で訪問しているときは辛かったな~
先輩ナースの目線がコワいよ!
病院の看護師だろうが、
先輩ナースは脅威ということか!
ひょえええ
結論、何が緊張するかって、「先輩ナースに見られていること」ですよ。
そんな無言で見られているのに、気軽に利用者さんに話しかけるなんて、新人ナースにはキャパオーバーじゃないですか??
しかし、同行訪問を乗り切れば天国。
利用者さんと自分だけのゆったりした1時間になりますからね…!
病院にしても、在宅にしても、「先輩ナースの脅威」があるってことです(笑)
いつから一人で訪問するようになったの??