「訪問看護っていいよなあ~」
「いつかは在宅の看護師になりたいなあ~」
もしかして…訪問看護師になりたいのでしょうか?!
よっしゃ訪問看護師になろう!と思っても、「病院の経験ってあったほうがいいのかな?」と疑問に思いますよねえ~
とりあえず…病院の経験を3年…?それとも5年ぐらい?
わたしは新卒で訪問看護師になりましたが…
訪問看護師になりたいのであれば、今すぐなるのが吉ですよ!
目次
病院での経験はあるに越したことはない

訪問看護に興味のある看護学生さんも、この記事を見ていることでしょう。
病院(病棟)経験はまったく必要ない、というわけではありません!
病院で看護師をするという経験はメリットだらけ。
すでに病院で看護師として働いているのであれば、「病院での看護師経験もあるしラッキー♪」といった感じでしょうか。
やはり病院での経験が10年以上ある看護師さんたちは、色んなこと知ってますね…
術後の患者の変化であったり、観察すべきポイントを的確に見抜いていたり、なにかと「やっぱベテラン看護師は違うわ…」と尊敬する毎日です。
一度病院でも働いてみたいなという看護学生さんは、とりあえず病院で働いてみるという考えもアリですよん。

大学卒業後にすぐ訪問看護師は可能!新卒でも訪問看護は出来る!
病院(病棟)経験がある看護師のメリット

「具体的に病院で働いたことがある看護師ってどんなメリットがあるの?」と思っている方もいることでしょう。
そりゃ病院でバリバリ働いていたら、看護師としてメキメキと成長できますよ!えぇ。
疾患や薬、治療方法について詳しい
わたしは大学を卒業してすぐに訪問看護師になったので、病院での治療している患者さんの様子や、使われているおクスリをほとんど知りません。
私の場合は「ベサコリン…?グーグル先生ちょっと教えてくれませんか?」スマホをポチポチ状態が続いております…(笑)※しっかりした参考書や教科書で調べるのが、信ぴょう性があるのでおすすめ
ところが病院経験がバリバリある看護師さんは違うんですねえ~
病院経験バリバリ看護師の場合は「ベサコリンは神経因性膀胱とかで飲むやつね~。この患者(利用者)さんに必要ないと思うんだけどな~」とスラスラと薬を見ただけで話が進んでいくのですよ!
スゲー!やっぱベテラン看護師はつえぇわって話ですよ。
病院で看護師として働いていると、手術や常に看護師がそばにいないといけないような医療依存度の高い患者さんをたくさん見ますよね?
なので病院(病棟)経験のある看護師さんは、在宅看護師よりもおクスリや疾患の症状・観察項目にとても詳しいというのがメリットです。
病院とうまく連携できる
わたしは訪問看護師2年目になってようやく、病院に入院となった担当の患者(利用者)さんについて、病院と連携を取ることが増えました。
病院と連携を取るとき、最初にぶつかった壁は「んで、どこにどうやって連絡すればいいの?」ということです(笑)
病院経験のある看護師さんがこの事実を聞いたら、「そんなところでつまづくの?!」と思いますよね…汗
病院で働いたことある看護師なら、「いつも地域連携部に訪問看護師さんからFAXで資料が来てるよね~」と分かっていることでしょう。
もっと訪問看護師さんたちにはこういった資料の書き方をしてほしい!とか、あると思うんですよ。
つまり、病院側の立場になって考えることができるので、うまく病院と連携を取れるんです!

たくさんの患者を診るため経験値が高め
上でもお伝えしましたが、いろんな患者さんをたくさん診る病院で経験を積むことで、かなりの経験値が蓄積されるんですよ。
病院(病棟)経験のある看護師さんって強いよな、と思った瞬間は下の通り
- 「もしかして心不全?」と観察眼がある
- 「吐き気があるならこうしよう」と急変時の対応ができる
- 「これは受診しましょう」と受診の目安が分かる
- 「この薬よりも違う〇〇のほうがいいのでは」と判断できる
これらって圧倒的な経験があって、できるベテラン看護師がなせることだと思ってます。
病院経験がなくてもある程度は勉強をすることで補強できるでしょうが、急変しにくい人たちを受け持つ訪問看護師はどうしても経験が不足するんですよ…
特に救急部にいた看護師さんはハイスペック過ぎますね!
超急性期の患者さんたちを診てきているので、体調が急変したときには最高に力を発揮されます。
充実した研修・スキルアップの機会が多い
病院はしっかりと新人教育があるので、新卒はとりあえず病院へという意見も納得できます。
それと比べて訪問看護ステーションは新人教育の体制が無い場合があるので注意ですね。
わたしの訪問看護ステーションは大学と大学病院、訪問看護ステーションが協力してくれたことによって、しっかりとした研修を組んでくれました!
大学病院などの大きな病院は、最新の技術もすぐに導入されますし、研修やセミナーもけっこう多い。
「けっきょく、やる気次第でしょ」と思うこともありますが、圧倒的に病院の看護師さんは成長が早い気がしますねえ…

病院(病棟)経験がある看護師のデメリットは考え方の違い

「病院で働いていたってメリットしかないでしょ」と思いますよね?
しかし、”看護師としての考え方”に違いが出てきてしまうんですねえ~
そもそも在宅と病院では、向かっていく目標がまるで違います。
大げさに言うと…
- 病院「病気を徹底的に治す!俺に従えやああ!」
- 在宅「治療したくない?OK、好きなことしよう」
みたいな漢字ですかね。
病院は病気を治すのが目的ですし、在宅は”生活”をすることが目的なんですよ、とまだナース歴2年のわたしが言うておりますわ~
実際に訪問看護師さんや、在宅で活躍しているリハビリの理学療法士さんは「病院の勤務歴が長すぎるナースは使い物にならん」とか言ってますねえ。
使い物にはなると思いますが…(笑)
病院経験が長すぎると、在宅独特の考え方を理解しにくくなるようです。
訪問看護師になりたいなら今ですよ!
「いつ訪問看護師になるのがいいの?」と思われるかもしれませんね。
答えは”今”。
いや、この記事を見て5分後に訪問看護師になることはできませんけど…
わたしは病院での経験ゼロのまま、大学を卒業してすぐに訪問看護師になりましたし、後悔もしてません。
まあアホな私でも訪問看護師になれてしまうんですよ(笑)
他の訪問看護師さんたちは、病院経験が2~10年とバラバラ。
「病院の経験もない看護師があああ」とバカにされようと、新卒で訪問看護師になることは可能だと言い続けます。
医大を卒業しても、そのまま大学病院に就職できるというエスカレーター式も徐々に通用しなくなっているのが現実。
いずれは病院の看護師不足が解消されてしまい、新卒で訪問看護師の道に進まないといけない時代が来ますし..
訪問看護師として働くのに遅いも早いもありませんし、思い立った今がそのタイミングなのでは?