あー懐かしい…
1日ごとにA4サイズの課題を書かされてたなあ~
目的・目標設定がめっちゃダルい!!!!
実習の目的・目標設定で時間が取られるぐらいなら、実習中の関連図や看護過程の課題に時間を割きたい
よね!
それもあるけど、
実習中はなるべく早く寝たい(笑)
睡眠、めっちゃ大事(笑)
ってことで、
- 在宅実習での目的・目標設定の方法とコツ
- そのまま使える目的・目標フレーズ例
を分かりやすく紹介していくよ!
目次
在宅看護実習で使える目標・目的の例とテンプレ
「実習中だから忙しいんだよ!」
「はやくそのまま使える目的・目標を教えろおおおお」
という看護学生さんがいると思う。
はじめに在宅看護実習でそのまま使える目的・目標の例を紹介するね…(笑)
さすが実習のときに苦労した長田さん。
実習中に苦しんでいる学生の気持ちが分かるんだね…
- 訪問看護ステーションでの目的・目標一覧
- 施設での目的・目標一覧
- 在宅実習全般の目標・目的一覧
の3つに分けてみたよ~ん
訪問看護ステーションでの目的・目標一覧
そのまま使える目的・目標
- 訪問看護師と同行することによって、在宅看護と病棟の看護との違いを理解する
- 利用者の家族と訪問看護師とのかかわりを通して、家族ケアの大切さを考察する
- 利用者との会話を通して、自宅での生活様式を理解する
- 利用者の家族と会話をすることで、家族の介護負担を考察する
- 訪問看護師と同行訪問することで、在宅における看護師の役割を把握する
- 理学療法士の訪問リハビリに同行することで、リハビリが与える利用者への影響について考える
- 訪問時以外の過ごし方をお聞きすることで、利用者の1日の生活様式を理解する
- 利用者の使っているサービスを知ることで、介護が必要が必要になる状況・場面を考える
- 訪問看護師に同行することで、本人の生活状況や生活環境を把握する
利用者の家族とかかわる機会があるから、家族ケアについて目的・目標を書きたいところ。
病院と在宅の違い、っていうテーマもベタだね(笑)
施設での目的・目標一覧
そのまま使える目的・目標
- 一日を通して施設内を見学することで、施設内での利用者の生活の全体像をつかむ
- 施設内のケアを見学することで、病院と施設の違いについて考察する
- 介護士と看護師とのかかわりを通して、施設内における看護師の役割について考える
- 居宅型有料老人ホームを見学することで、施設の特性を把握する
- 介護療養型医療施設を見学することで、在宅におけるその施設の役割を考える
- 施設内のレクリエーションに参加することで、レクリエーションが利用者に与える影響を考える
施設内の目的・目標設定はけっこう難しいね…
施設の特性を理解するだったり、看護師・介護士の役割を理解するだったり、いろんな方向から目的・目標を考えてみよう。
在宅実習全般の目標・目的一覧
そのまま使える目的・目標
- 利用者と実際にかかわることによって、本人の全体像を把握する
- 利用者のADLを理解することで、本人が自分でできることは何かを考察する
- 利用者とかかわることによって、信頼関係を構築する
- 利用者に対して足浴・入浴介助をすることによって、看護ケアの必要性を理解する
- 個別性の高いケアを見学することで、在宅看護を特性を考える
- 利用者の全体像を把握することで、優先すべき看護ケアについて考察する
- 利用者とのかかわりを通して、本人の思いを理解する
- 訪問看護・施設内のケアを通して、在宅療養における家族負担を理解する
- 看護師と利用者とのかかわりを通して、認知機能が低下した方へのコミュニケーションを理解する
- 利用者と会話することによって、本人の望む生活を把握する
- 本人の望む生活を把握することで、看護ケアやリハビリの意義を考える
在宅看護は病気に注目するのではなく、
本人の思いや家族の思いを中心として見るのがポイント。せっかく帰りたかった家に帰れたのに、自分らしい生活ができなかったら意味がないからね!
本人の思いと必要なケアなどの折り合いをいかにつけていくかが在宅の難しいところなんじゃないかなあ~。
目的・目標の定義をおさらいしよう
たまーに、
目的=目標とおもっている看護学生さんがいるよね。
あぁ~めっちゃわかる!
私も目的・目標をはっきりと区別してなかったかも…
まずは目的・目標の定義をおさらいしよう
目的=最終的なゴール
ざっくりいうと、
「目的=最終的なゴール」なの。
看護過程の長期目標と短期目標の関係でいうと、「長期目標」みたいなもんだね。
なるほど…
目標=具体的な行動
看護過程の長期目標と短期目標の関係でいうと、「短期目標」だね。
例えば…
長期目標:転ばない
短期目標
- 車いすへの移乗ができる
- 10m杖歩行できる
短期目標はけっこう具体的だよね?
たしかに。
つまり…
目的を達成するまでにクリアすべきこと=目標
目的が転ばないってわかってても、「じゃ具体的にどうすればいいの?」ってなるよね。
目的を達成するためには、具体的に何をすればいいのかが分かれば、目的が達成しやすくなるじゃん??
長期目標を達成するために、具体的な目標(短期目標)を立てる感覚とたしかに似てるね。
【外部リンク】「目的」と「目標」の違い、きちんと理解していますか?意外と知らない使い分け
目的・目標設定の考え方とコツ
目的・目標設定のコツを掴むことができたら、けっこう実習がラクになるよ!
目的・目標設定を何度も先生に直されるより、1発でクリアしたいよね。
睡眠時間を確保するために…!!
実習初日は「全体像を把握する」が定番
実習1日目ってはじめて利用者と会うよね?
まずは「利用者の全体像を把握」しないと、何も始まらない。
全体像を把握するは初手としてかなり有効だし、レポートも書きやすいからオススメだよ。
実習前半は広く抽象的に、後半は具体的に狭く
2週間とか3週間の実習だと、
後半にかけて目的・目標を絞り出すのが難しくなってくるよね…
たしかに!
それを回避するために、
実習のはじめは「利用者の全体像」「看護師の役割」みたいに、ちょっと抽象的に書く。
後半になると細かなところまで見れるようになるから、もっと具体的に「足浴のケアを通して~」「本人や家族の思い」などにつなげていくのがオススメかな。
なるほどねえ~
【超重要】看護学校の先生に書き方を聞く
さっきまで解説してきたのは、あくまで一般的な話。
看護学校の先生って変人で、独裁者みたいなサイコパスが多いから、先生の意向に沿わないと先生からの風当たりが厳しくなるから注意…
担当教員の意見が最重要ってこと!
なるほど。
先生ごとに目的・目標設定方法が違うことがあるからねえ。
実習初日に先生に「目的・目標設定のやり方」について聞くことで、先生のクセやこだわりを理解しちゃおうってことね。
なんてずる賢い方法なんだ…
グフフ
まずは在宅看護学実習の全体の目的・目標を理解すること
まずは実習初日に渡されるであろう、実習の流れが書かれた紙に実習自体の目的・目標が掛かれているハズ。
そこをゴールにして目的・目標設定をしていこう。
たしかに、まずは在宅看護実習全体の目的・目標を知ることが大切だよね。
「課題が終わらない=睡眠時間を削る」だから、なるべく実習をラクにしたいよね!
そういえばさ、
在宅看護の実習のときに毎日目的・目標を設定しなきゃいけなかったよね?
あれダルかったなあ~